『エミリア・ペレス』カルラ・ソフィア・ガスコン、トランスジェンダー女性として史上初のアカデミー賞®主演女優賞ノミネート!

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1月24日(金)

女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた全く新しい異色の感動作『エミリア・ペレス』が第97回アカデミー賞®にて作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞ほか12部門13ノミネートを果たし、候補作品の中で、最多ノミネートを獲得!さらに非英語映画として、『グリーン・デスティニー』、『ROMA/ローマ』の10部門ノミネートを更新し、“非英語映画歴代最多ノミネート”という快挙を達成した。

第97回アカデミー賞® 12部門13ノミネート!
★作品賞
★監督賞(ジャック・オーディアール)
★主演女優賞(カルラ・ソフィア・ガスコン)
★助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)
★脚色賞
★編集賞
★撮影賞
★メイクアップ&ヘアスタイリング賞
★音響賞
★作曲賞
★歌曲賞(「El Mal」、「Mi Camino」)
★国際長編映画賞


出演は、ハリウッド超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで広く愛され、本作にてゴールデングローブ賞で助演女優賞を初受賞したゾーイ・サルダナ、主演でカンヌ国際映画祭において、トランスジェンダーの俳優として初めて女優賞を受賞したカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、そして国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス第77回カンヌ国際映画祭では、異例の4人でのアンサンブルで女優賞を受賞し、審査員長を務めた『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督は、「4人はそれぞれが秀でていたが、一緒になると超越していた」と絶賛。

監督と脚本を手掛けたのは『ディーパンの闘い』でカンヌ映画祭パルムドール、『ゴールデン・リバー』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど世界で高く評価されているフランスの名匠ジャック・オーディアール。72歳のベテラン監督とは思えない瑞々しい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーを圧巻のミュージカル・エンターテインメントへと昇華させた。

アカデミー賞前哨戦と位置付けられているクリティクス・チョイス・アワードでは、作品賞・監督賞・主演女優賞など主要部門を含む10の部門でノミネート(2月7日結果発表予定)、さらに英国アカデミー賞(BAFTA)では、11部門にてノミネート(2月16日結果発表予定)されている。そしていよいよアカデミー賞の結果発表は、米時間3月2日(日)を予定。本年度の賞レースの最後を飾るアカデミー賞で何部門での受賞となり、そしてカルラ・ソフィア・ガスコンが、トランスジェンダー女性として史上初のアカデミー賞主演女優賞受賞となるか、大きな期待が寄せられている。

3月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

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