タンゴ・レッスン

(C)Sally Potter1997
映画監督サリー・ポッターは新作映画の脚本にとりかかっていた。気分転換にパリの街に出たサリーは偶然タンゴの舞台を見る。そこでサリーはアルゼンチンが生んだ有名なダンサー、パブロ・ベロンとの運命的な出会いをする。その魅力に心奪われたサリーは、たった一度だがパブロから受けた“タンゴ・レッスン”が忘れられず、自らブエノスアイレスへ赴きレッスンを重ねる。すっかり上達して再びパブロの前に姿を現したサリーに、彼は本格的なレッスンを始めパートナーとしてステージで踊ることを提案する。ますます“タンゴ・レッスン”にのめり込んでいくサリー。レッスンを積みながら、微妙になっていく2人の関係に境界線を引こうとするパブロ。あくまでもプロとしての踊りを求めるパブロに対して、サリーはただの恋する女だった。そして晴れ舞台で2人の衝突は爆発する。しかし、その後はサリーが映画監督として2人の愛の軌跡を昇華させる番であっ た…。

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