戦火の中へ
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1950年6月25日。北朝鮮軍は3日間でソウルを陥落させ、破竹の勢いで南下する。韓国軍は敗走を重ね、最後の砦である洛東江を死守するために、浦項に駐留の部隊を召集にかけるが、要地である浦項を空けるわけにいかない。そこで、軍司令部が設置された浦項女子中学校の守備は、戦闘経験がほとんどない71人の学徒に委ねられることになった。無力で気の弱いジャンボムという少年がリーダーという大役を任された。ジャンボムは、不良少年3人組とことあるごとに衝突。唯一心の拠り所である、故郷の母親を想い、胸の内を手紙に書き記していくのだった。北朝鮮軍のパク・ムラン少佐は、捕虜にした脱走兵ダリョンから、ここは学徒しかいないことを聞き出し、2時間後の正午までに降伏すれば命を助けてやるという。だが、ジャンボムは、要求を拒絶。8月11日正午、壮絶は死闘が始まった。