トイレット
(C)2010 “トイレット”フィルムパートナーズ
プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらず一人暮らしをしてきた。だが、母親が亡くなり、実家へと戻るのだった。そこには、4年間も引きこもりの生活を続ける、ピアノが弾けなくなったピアニストの兄モーリーと、ちょっと勝気な大学生の妹リサ、そして“ばーちゃん”が暮らしていた。ばーちゃんは、母親が亡くなる直前に日本から呼びよせた3兄弟の祖母。英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深いため息をつく。そのため息を気にかけつつ、モーリーとリサから職場に頻繁にかかってくる電話で、レイの淡々とした日常が破られてしまう。だが、バラバラに生きてきた兄弟は、ばーちゃんの無言の支えによって外の世界に一歩踏み出し、4人はお互いの個性を受け入れながら家族としての絆を強めていくことになる。
- 公開日
- 2010年8月28日(土)
- 監督
- 荻上直子
- 脚本
- 荻上直子
- 撮影
- マイケル・ルブラン
- 音楽
- ヴードゥー・ハイウェイ
- 製作年
- 2010
- 製作国
- 日本=カナダ
- 上映時間
- 109
- INTRODUCTION
- それぞれに暮らしていた兄弟たちが、突然日本人のばーちゃんと暮らすことになった!監督は、『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子。構想から実に5年、前作から3年ぶりの待望の最新作が誕生した。監督によるオリジナルストーリーとなる本作は、“家族”の間で起こる衝突と、それを乗り越えて愛情という絆で結ばれる、家族の成長物語。“ばーちゃん”を演じるのは、荻上監督の全4作品に出演してきた、もたいまさこ。兄弟役には、オーディションで選ばれた3人の若手俳優を起用。その中で、リサ役はタチアナ・マズラニー。2010年のサンダンス映画祭「ワールド・シネマ・ドラマ」部門で、主演作『Grown Up Movie Star』の演技により、審査員特別賞(ブレイクスルー・パフォーマンス賞)を受賞している。そして、スタッフに『かもめ食堂』『めがね』で組んだスタイリストの堀越絹衣とフードスタイリストの飯島奈美が参加している。
- STORY
- プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらず一人暮らしをしてきた。だが、母親が亡くなり、実家へと戻るのだった。そこには、4年間も引きこもりの生活を続ける、ピアノが弾けなくなったピアニストの兄モーリーと、ちょっと勝気な大学生の妹リサ、そして“ばーちゃん”が暮らしていた。ばーちゃんは、母親が亡くなる直前に日本から呼びよせた3兄弟の祖母。英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深いため息をつく。そのため息を気にかけつつ、モーリーとリサから職場に頻繁にかかってくる電話で、レイの淡々とした日常が破られてしまう。だが、バラバラに生きてきた兄弟は、ばーちゃんの無言の支えによって外の世界に一歩踏み出し、4人はお互いの個性を受け入れながら家族としての絆を強めていくことになる…。
- CASTING
- ●アレックス・ハウス ●タチアナ・マズラニー ●デイヴィッド・レンドル、 ●サチ・パーカー ●もたいまさこ
- 映倫
- 99
- 配給会社
- ショウゲート