鈍獣
(C)2009「鈍獣」製作委員会
失踪した作家・凸川隆二の足取りを追って、彼の出身地にやって来た、週刊大亜の編集者の静。彼女はそこで、ホストの江田、ダメダメ警官の岡本、クラブのママ順子、ブリッ子ホステスのノラに出会う。静の取材によると、江田と岡本の過去を記した小説を凸川が連載小説として発表し、それを読んだ彼らが怒り凸川殺しを共謀したという。だが、連日、あの手この手で凸川殺しをエスカレートさせていく江田たち。ところが殺しても殺しても、鈍~い凸川は死なない。それどころか、夜な夜な友達を求めてニコニコと飲みに来るのだった。
- 公開日
- 2009年5月16日(土)
- 監督
- 細野ひで晃
- 脚本
- 宮藤官九郎
- 撮影
- 阿藤正一
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 106
- INTRODUCTION
- 小説「鈍獣」で明多川賞にノミネートされた作家、凸川の行方を追って繰り広げられる謎の世界。原作は、岸田國士戯曲賞に輝いた、宮藤官九郎の舞台劇「鈍獣」。CMディレクターとして注目を浴びる細野ひで晃が映画化を熱望し、本作で劇場映画監督デビューを果たした。出演は、凸川には浅野忠信。俺様キャラの江田に北村一輝。お調子者の岡本にユースケ・サンタマリア。ちょっと古風な愛人・順子に南野陽子。ウザいブリッ子・ノラに佐津川愛美。そして都会のキャリアウーマン・静に真木よう子。さらに、黒人演歌歌手のジェロが、明役で演技に初挑戦している。また、元横綱、大乃国関・芝田山親方が、意外な隠れキャラとして登場するのも見逃せない。
- STORY
- 失踪した作家・凸川隆二の足取りを追って、彼の出身地にやって来た、週刊大亜の編集者の静。彼女はそこで、ホストの江田、ダメダメ警官の岡本、クラブのママ順子、ブリッ子ホステスのノラに出会う。静の取材によると、江田と岡本の過去を記した小説を凸川が連載小説として発表し、それを読んだ彼らが怒り凸川殺しを共謀したという。だが、連日、あの手この手で凸川殺しをエスカレートさせていく江田たち。ところが殺しても殺しても、鈍~い凸川は死なない。それどころか、夜な夜な友達を求めてニコニコと飲みに来るのだった。
- CASTING
- ●浅野忠信 1973年生まれ。神奈川県出身。90年『バタアシ金魚』で映画デビュー。主な出演作は、『幻の光』(95)、『鮫肌男と桃尻女』(99)、『御法度』(99)、『五条霊戦記//GOJOE』(00)、『座頭市』(03)、『花よりもなほ』(06)、『サッド ヴァケイション』(07)、『母べえ』(08)など。 ●北村一輝 1969年生まれ。大阪府出身。96年『LUNATIC』で注目される。主な出演作は、『皆月』(99)、『血と骨』(04)、『戦国自衛隊1549』(05)、『龍が如く 劇場版』(07)、『次郎長三国志』(08)、『容疑者Xの献身』(08)など。 ●ユースケ・サンタマリア 1971年生まれ。大分県出身。97年ドラマ「踊る大捜査線」で注目される。主な出演作は、『UDON』(06)、『酒井家のしあわせ』(06)、『キサラギ』(07)、『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』(09)、『少年メリケンサック』(09)など。 ●真木よう子 1982年生まれ。千葉県出身。01年『DRUG』で映画デビュー。主な出演作は、『バトル・ロワイアルⅡ~鎮魂歌~』(03)、『THE JUON/呪怨』(05)、『パッチギ!』(05)、『サマータイムマシン・ブルース』(05)など。 ●佐津川愛美 1988年生まれ。静岡県出身。05年『蝉しぐれ』で映画デビュー。主な出演作は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)、『奈緒子』(08)、『泣きたいときのクスリ』(09)など。 ●南野陽子 1967年生まれ。兵庫県出身。87年『スケバン刑事』で映画デビュー。主な出演作は、『はいからさんが通る』(87)、『菩提樹 リンデンバウム』(88)、『寒椿』(92)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(01)、『深紅』(05)など。
- 配給会社
- 20世紀フォックス映画