太陽は待ってくれない
昭夫<兄>と光<弟>が横須賀を舞台に暴れ繰り広げる、笑えて泣ける極上のエンターテイメント!
映画監督を目指す江口光は、ある日友人の売れっ子映画監督・佐久間から「紹介したい人がいる」と連絡を受ける。 「プロデューサーかも!」と喜んで会いに行くが、紹介されたのは佐久間の婚約者・磯田麻里だった。期待とは裏腹に、二人の“なれそめビデオの監督”を依頼されてしまう光。その場では快く引き受けたものの「何で俺が…」と同居中の兄・昭夫に愚痴をこぼし落ち込む。期待を裏切られた光を最初は笑う昭夫だったが、「頼める役者もいない」とさらに落ち込む弟を見かねて「披露宴には映画関係者もたくさん来るんだろ、いいもん作って見返してやれ!」と、ビデオの出演を買って出る。が、出演の条件として近くのスーパーでバイトする女子大生、箕輪ユイカを相手役にするよう言い出すのだった…。