僕の彼女はサイボーグ

ひとりぼっちの20歳の誕生日。大学生ジローは、自分への誕生日プレゼントを買うためにデパートへ。そこへ、ボロボロのボディスーツを着たキュートな彼女が現れた。彼女はワンピースに着替え、お金も払わずにデパートから出て行ってしまった。ジローが食事をしていると、また彼女が現れ、自分も誕生日だと言う。食い逃げして警察に追われたり、人生で経験したことのないメチャクチャな体験をする。その日の終わり、突然に彼女はいなくなってしまう。1年後、また一人で過ごす誕生日のジロー。再び彼女が現れた。だが、1年前の彼女とはどこか違っていた。ジローたちが食事をしていると、銃乱射事件が起こる。ジローが撃たれそうになった時、彼女がジローを救った。彼女は、未来の自分が現在の自分を守るために作ったサイボーグだったのだ。こうして、彼女と不思議な共同生活が始まった。そのうち、ジローは彼女に恋心を抱く。彼女はジローの優しさを感じながらも、彼の気持ちを理解できない自分に戸惑う。そんなある日、巨大地震が襲ってきた。崩れる街、ジローも地面に落ちてゆく時、彼女が姿を現すのだった。