未来予想図 ア・イ・シ・テ・ルのサイン
(C)2007映画「未来予想図」製作委員会
スペインの建築家ガウディに憧れ、建築事務所で働く恋人・慶太。彼に勇気づけられ、諦めかけていた雑誌編集の夢にもう一度、賭けるさやか。大学時代から互いを支え合い、運命を切り拓いてきたが、やがて慶太はスペインに赴任する。それぞれの夢を追い、別々の人生を歩き始めて5年。編集者として多忙な日々を過ごすさやかは、ある花火職人夫婦との出会いを機に、慶太との思い出の地スペインへと1人旅立つのだった。
- 公開日
- 2007年10月6日(土)
- 監督
- 蝶野博
- 撮影
- 石坂拓郎
- 製作年
- 2007
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 115
- INTRODUCTION
- 大学時代からの恋人、慶太とさやか。出会いから5年、それぞれの夢を追う二人の未来予想図は、いつの間にか違う形になっていた。本作は、人気ポップス・グループDREAMS COME TRUEの永遠の名曲「未来予想図」「未来予想図II」をもとに作られた、珠玉の恋愛映画である。二人の10年にわたる恋愛、伝えたい想いの大切さを描く。さやかを演じるのは、ピアニスト、歌手として大活躍の松下奈緒。恋人の慶太には、TV「仮面ライダー剣」で人気の注目の若手俳優、竹財輝之助が抜擢された。さらに、原田泰造、西田尚美、関めぐみ、加藤雅也、石黒賢、松坂慶子など豪華なキャストが顔を揃えている。監督は、鈴木清順、伊丹十三、平山秀幸など多くの監督の作品で助監督をつとめ、本作が長編初監督となる蝶野博。そして、主題歌「ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図~」が、物語を優しく包みこむ。DREAMS COME TRUEが本作のために書き下ろした新曲として、大きな話題を呼んでいる。
- STORY
- 大学時代に恋人同士となった、宮本さやかと福島慶太。卒業後、さやかは印刷会社に務めるOLとなり、慶太は建築家ガウディに憧れ、夢を追いながら建築事務所に勤めている。そんな慶太の言葉に後押しされ、さやかは、大学時代の目標であった雑誌編集者を目指す。やがて、出版社の後藤に認められ、編集部で働き始めるのだった。そんな時、慶太にスペイン赴任の話が持ち上がる。それぞれの夢を追う二人だが、いつの間にか別々の道を歩みはじめていた。5年後、編集者として活躍するさやかは、“恋が叶う花火”の花火職人・井上拓己の取材を企画していた。取材を拒否する拓己のもとに訪れた彼女は、拓己と妻の関係が冷えきっていることを知るのだった。一方、故郷で暮らす母・陽子が病気で手術を受けるという連絡が入る。さやかは、自分を見つめ直すため、スペインに行くことを決意する。
- CASTING
- ●松下奈緒 04年ドラマ「仔犬のワルツ」でデビュー。06年ピアノアルバム「dolce」をリリース、07年映画「ピアノの森」主題歌「Moonshine~月あかり~」で歌手デビュー。主な出演作は、「人間の証明」(04)、「トップキャスター」「タイヨウのうた」「アジアンタムブルー」(06)など。 ●竹財輝之助 04年TV「仮面ライダー剣(ブレイド)」でデビュー。主な出演作は、「劇場版仮面ライダー剣(ブレイド)」、ドラマ「輪舞曲・ロンド」、「水に棲む花~ROMANCE OF DARKNESS」(06)など。 ●原田泰造 93年「ネプチューン」を結成。主な出演作は、ドラマ/「編集王」「ビッグマネー」「奥様は魔女」「演歌の女王」。映画/「ジャンプ」(04)など。 ●西田尚美 95年「ゲレンデがとけるほど恋したい」で映画デビュー。97年「ひみつの花園」でハワイ国際映画祭主演女優賞受賞。主な出演作は「ナビィの恋」(00)、「OUT」(02)、「サイレン」(06)など。 ●関めぐみ 05年「恋は五・七・五」で映画主演デビュー。主な出演作は「ハチミツとクローバー」(06)、「アヒルと鴨のコインロッカー」(07)など。 ●松坂慶子 数多くの映画賞受賞歴を持つ、日本を代表する女優。主な出演作は「青春の門」(81)、「蒲田行進曲」(82)、「死の棘」(90)、「カタクリ家の幸福」(02)、「精霊流し」(03)、「四日間の奇跡」(05)、「犬神家の一族」(06)など。
- 配給会社
- 松竹