リトル・チルドレン

主婦のサラは、夫のリチャードがボストンに家を買い、3才の娘を連れて一家で引っ越してきた。サラは近所の主婦たちと溶け込めずにいる。主婦たちの噂話は、息子を連れて公園に現れるブラッドという男性の事だった。ブラッドは、司法試験合格を目指して勉強をしている主夫。あるきっかけで、サラはブラッドと出会うのだった。ブラッドの妻は、ドキュメンタリー映像作家として成功している。ブラッドは、昼間は子供の世話をして、妻が帰宅した夜は図書館で勉強している。だが、実際はゲートボールの少年たちを見ながら時間を潰しているのだった。そんな時、元犯罪者のロニーが街に戻ってきた。ブラッドの友人で元警官のラリーは、ロニーを糾弾するビラを貼ったり家に嫌がらせをしたりする。ある日、サラは夫リチャードの子供じみた行動に幻滅を感じる。そして、公営プールで再会した、ブラッドと話をすることで気を休めるのだった。ある日の午後、サラとブラッドはついに関係を持ってしまう。