世界の中心で、愛をさけぶ

(C)2004「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会
朔太郎の婚約者の律子が、二人の新居に書き置きを残して突如失踪する。律子の行き先が四国であることを知った朔太郎は、律子を追いかけるために四国へ向かう。四国は自分の故郷であり、そこには朔太郎の初恋の相手・アキとの思い出が眠っていた。高校2年の夏、朔太郎とアキは淡い恋を育んでいた。下校時にスクーターに二人乗りをしたり、お互いのことを交換日記のようにやりとりしたり。ところが無人島へ二人で初の1泊旅行をした帰り、アキが不治の白血病だということが判った。サクはアキの憧れの地だったオーストラリア・ケアンズへの旅を計画、病院を抜け出した。しかし台風に足止めをくらい、飛行機に乗ることなく、アキは空港のロビーで倒れてしまう。そして時は流れた。律子はある衝動にかられて四国に向かった。一方、律子をたどる朔太郎は、いつのまにかアキとの思い出に入り込んでいってしまう。思い出の旅路の中で、ある隠れていた「真実」がやがて明らかになる。

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