シェイド

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ミラーと相棒ティファニーが絶好の獲物を引っかけた。最近カジノで羽振りのいい黒人ジェニングスだ。ミラーは、かつてのパートナーでカードの天才ヴァーノンを東海岸から呼び寄せる。早速3人は完璧な計画を立てる。それは、ヴァーノンが親でカードを配るときには、ジェニングスに必ず勝てるカードを振り込む、というものだった。もちろん2人は初対面の設定だ。この計画に二つ返事で乗ったジェニングスは、早速カジノ・ハウスへと乗り込んだ。ヴァーノンのカードさばきは完璧。絶妙な当たり役を配るのは当然、メンバー全員のカードを把握し場を支配した。ジェニングスはわけなく勝利を重ねていった。だが、それも調子に乗ったジェニングスが、無理に賭け金をつり上げたことでぶち壊しになった。ジェニングスは8万ドルを損してしまったのだ。これは、ジェニングスを引っかけるために、全てはミラーを中心に仕組まれたモノだったのだ。マリーニの組織は、冷酷な殺し屋を差し向けてジェニングスを葬ると、ミラー、ティファニー、ヴァーノンを追った。一方、3人はついに伝説と言われるギャンブラー、“無敗のディーン”を交えたアンダーグラウンド・カジノ最大のイベントに参加しようとしていた。試合はポーカー、参加費用だけでも25万ドル。総額は200万ドルを優に越えるものだった。人生最大の勝負を前に3人は静かに興奮していた。
公開日
2004年3月27日(土)
監督
ダミアン・ニーマン
脚本
ダミアン・ニーマン
撮影
アンソニー・B・リッチモンド
音楽
クリストファー・ヤング
出演
シルヴェスター・スタローン スチュアート・タウンゼント ガブリエル・バーン タンディ・ニュートン ジェイミー・フォックス メラニー・グリフィス ハル・ホルブルック ダイナ・メリル ボー・ホプキンス パトリック・ボーショー ジャック・コンレイ
製作年
2003
製作国
原題
SHADE
上映時間
101
INTRODUCTION
カジノの街ラスベガス。綿密な計画と鮮やかなテクニックで大きな仕事を次々にモノにしていく3人チームがいた。やがて伝説のギャンブラー“無敗のディーン”と対決する日を迎える。しかしその勝負には、信じられないような罠が張り巡らされていた。チームを演じるのは「ユージュアル・サスペクツ」のガブリエル・バーン、「M:I-2」のサンディ・ニュートン、「リーグ・オブ・レジェンド」のスチュアート・タウンゼント。そして、伝説のギャンブラー「ディーン」役には、出演作50本目という新境地に達したシルヴェスター・スタローンが、初老を迎えた男を見事に演じている。また、脇役も素晴らしい。ラスベガスのレストラン・オーナーにはアカデミー賞女優メラニー・グリフィス。プロフェッサーと敬まわれる老人に、「カプリコン・1」「ザ・ファーム/法律事務所」の大ベテラン、ハル・ホルブルック。「ザ・プレイヤー」のベテラン女優ダイナ・メリルが、贅を尽くしたカジノハウスのオーナーとして登場する。スタッフとしては、撮影に「地球に落ちてきた男」「キューティ・ブロンド」のアンソニー・B・リッチモンド、全編を流れる渋いスコアを手がけた「シッピング・ニュース」のクリストファー・ヤング、こだわりに満ちたプロダクション・デザインを「バニラ・スカイ」のグレゴリー・ヴァン・ホーンらがそれぞれ担当している。そして、監督はダミアン・ニーマン。タランティーノのバンド・アパート出身で自身もプロ級のポーカー・プレイヤー。伝説のクラブハウス「マジック・キャッスル」で磨いたテクニックを武器にカジノで荒稼ぎをし、その利益で本作品を製作した根っからのギャンブラーなのだ。
STORY
ミラーと相棒ティファニーが絶好の獲物を引っかけた。最近カジノで羽振りのいい黒人ジェニングスだ。ミラーは、かつてのパートナーでカードの天才ヴァーノンを東海岸から呼び寄せる。早速3人は完璧な計画を立てる。それは、ヴァーノンが親でカードを配るときには、ジェニングスに必ず勝てるカードを振り込む、というものだった。もちろん2人は初対面の設定だ。この計画に二つ返事で乗ったジェニングスは、早速カジノ・ハウスへと乗り込んだ。ヴァーノンのカードさばきは完璧。絶妙な当たり役を配るのは当然、メンバー全員のカードを把握し場を支配した。ジェニングスはわけなく勝利を重ねていった。だが、それも調子に乗ったジェニングスが、無理に賭け金をつり上げたことでぶち壊しになった。ジェニングスは8万ドルを損してしまったのだ。これは、ジェニングスを引っかけるために、全てはミラーを中心に仕組まれたモノだったのだ。マリーニの組織は、冷酷な殺し屋を差し向けてジェニングスを葬ると、ミラー、ティファニー、ヴァーノンを追った。一方、3人はついに伝説と言われるギャンブラー、“無敗のディーン”を交えたアンダーグラウンド・カジノ最大のイベントに参加しようとしていた。試合はポーカー、参加費用だけでも25万ドル。総額は200万ドルを優に越えるものだった。人生最大の勝負を前に3人は静かに興奮していた。
CASTING
●シルヴェスタ・スタローン 1946年ニューヨーク出身。自作の脚本で主演した「ロッキー」(76)が世界的に大ヒット。主な出演作は、「クリフハンガー」(93)、「ロッキー2」(82)、「ステイン・アライブ」(83)、「ロッキー4/炎の友情」(85)、「ランボー」(82)、「ランボー/怒りの脱出」(85)、「スペシャリスト」(94)、「暗殺者」(95)、「デイライト」(96)、「追撃者」(00)、「ドリブン」(01)、「スパイ・キッズ3-D:ゲーム・オーバー」(03)など。 ●スチュアート・タウンゼント 1972年アイルランド、ダブリン生まれ。ボクシングで生計を立てながら「Trojan Eddie」(96)に出演。その後「シューティング・フィッシュ」(97)で注目を浴びる。主な出演作は、「ひかりのまち」(99)、「ワンダーランド駅で」(00)、「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」(02)、「リーグ・オブ・レジェンド」(03)、「コール」など。 ●ガブリエル・バーン 1950年ダブリン出身。81年「エクスカリバー」で映画デビュー。プロデューサー業にも進出し、93年度アカデミー賞に9部門ノミネートされた「父の祈りを」などを手がけた。主な出演作は、「マッド・ドッグス」(96)、「エンド・オブ・バイオレンス」(97)、「エンド・オブ・デイズ」(99)、「仮面の男」(98)、「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」(02)、「ゴーストシップ」(02)など。 ●サンディ・ニュートン 1972年ザンビア生まれ。90年に「ニコール・キッドマンの恋愛天国」に出演。主な出演作は、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「グリッドロック」(96)、「シャンドライの恋」(98)、「M:I-2」(00)など。  ●ジェイミー・フォックス 1967年テキサス出身。サタデー・ナイト・ライブの出演で話題になり、テレビで活躍。映画では「トイズ」(92)、「好きといえなくて」(96)「エニイ・ギブン・サンデー」(99)などに出演。 ●メラニー・グリフィス 1957年ニューヨーク出身。17歳のときに「ナイトムーブス」(75)で本格的にデビュー。88年、「ワーキング・ガール」でゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞にノミネート。主な出演作は「ボディ・ダブル」(84)、「サムシング・ワイルド」(86)、「セレブリティ」(98)、「スチュアート・リトル2」(声の出演)(02)など。
配給会社
エスピーオー

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