CUBE2

心理療法医のケイトが目覚めた時、彼女は冷たく光るCUBEの中にいた。六つある面にはそれぞれドアが設けられ、ドアの先は別の部屋へと続いている。他の部屋に入った彼女は、経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生のサーシャ、そして技術者のジェリーと出逢う。みんな、どうしてここに来たのかも、なぜここにいるのかもわからない。 入った部屋をマーキングしながら進んでいたジェリーは、部屋には6つのドアがあるのに、ケイト達に出逢うまでは、どのドアを開けても同じ3つの部屋から出られなかったと言う。それはまるで、部屋がジェリーの進む方向に先回りしているかのようだった。 別の部屋へと移動をはじめた彼らは、さらに囚われている人を発見する。ゲームデザイナーのマックス、国防総省の先端技術者マグワイア大佐、そして老夫人ペイリー。首を吊ろうとしていたマグワイア大佐の体には拷問の痕が残っていた。 ペイリー夫人は記憶障害を起こしており、自分がどこにいるのかもわからない。唯一このCUBEに関する知識があるらしいマグワイア大佐は「暗号さえ解けば出られる。最初のは規則性が…。最初のは数字で…」と言いかけるが、その時、壁のひとつが波打つように振動したかと思うと、壁から分離して彼らを襲ってきた。
公開日
2003年4月25日(金)
監督
アンジェイ・セクラ
脚本
ショーン・フッド アーニー・バーバラッシュ ローレン・マクローリン
撮影
アンジェイ・セクラ
音楽
ノーマン・オレンスタイン
出演
ジェラント・ウィンデイヴィス カリ・マッチ ネル・クローネ マシュー・ファーガソン バーバラ・ゴードン リンゼイ・コーネル グレース・リン・クング グリール・ケント
製作年
2002
製作国
原題
Cube 2: Hypercube
上映時間
95
INTRODUCTION
1998年、シネ・ヴィヴァン六本木で公開された『CUBE』は14週にもおよぶロングラン大ヒットを巻き起こし、同館の歴代興行記録をすべて塗り替えた。 ある日突然、なんの理由もなく巨大な立方体“CUBE”に閉じこめられた6人の男女が、各部屋に残された数字の謎を解いて出口を探す───CUBEの中だけですべてが展開するという意表をついた構成、観客さえもが参加しているような感覚を味わえるスリリングな謎解きの要素、そしてクールでスタイリッシュな映像は熱狂をもって受け入れられ、『CUBE』は98年度単館映画興収ベスト10にランクインする快挙をなしとげる。その人気はビデオ市場にも飛び火し、単館映画として驚異的な4万本のセールスを記録。5年たっても人気は衰えず、現在でもレンタルショップで驚異的な高回転を記録している。 あれから『CUBE』と名のつく類似作品は数多くリリースされた。しかし、本作『CUBE2』こそが、前作から5年もの充電期を経て発表される『CUBE』の正式な続編である。 監督・撮影:アンドレイ・セクラ 製作:アーニー・バーバラッシュ 共同製作:スザンヌ・コルヴィン=ゴールディング 製作総指揮:マイケル・パセオネック&ピーター・ブロック&ベティ・オアー&メーラ・メー 脚本:ショーン・フッド&アーニー・バーバラッシュ、ローレン・マクローリン プロダクション・デザイン:ダイアナ・マグナス 編集:マーク・サンダース 視覚効果:デニス・ベラルディ&アーロン・ウァイントローブ
STORY
心理療法医のケイトが目覚めた時、彼女は冷たく光るCUBEの中にいた。六つある面にはそれぞれドアが設けられ、ドアの先は別の部屋へと続いている。他の部屋に入った彼女は、経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生のサーシャ、そして技術者のジェリーと出逢う。みんな、どうしてここに来たのかも、なぜここにいるのかもわからない。 入った部屋をマーキングしながら進んでいたジェリーは、部屋には6つのドアがあるのに、ケイト達に出逢うまでは、どのドアを開けても同じ3つの部屋から出られなかったと言う。それはまるで、部屋がジェリーの進む方向に先回りしているかのようだった。 別の部屋へと移動をはじめた彼らは、さらに囚われている人を発見する。ゲームデザイナーのマックス、国防総省の先端技術者マグワイア大佐、そして老夫人ペイリー。首を吊ろうとしていたマグワイア大佐の体には拷問の痕が残っていた。 ペイリー夫人は記憶障害を起こしており、自分がどこにいるのかもわからない。唯一このCUBEに関する知識があるらしいマグワイア大佐は「暗号さえ解けば出られる。最初のは規則性が…。最初のは数字で…」と言いかけるが、その時、壁のひとつが波打つように振動したかと思うと、壁から分離して彼らを襲ってきた。
CASTING
●ケリー・マチェット〈ケイト〉 映画、舞台、テレビと幅広く活動しており、ジェニファー・ロペス主演の『エンジェル・アイズ』(01)他に出演している。最新作はヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品『カンパニー・マン』(01)。 ●ジェラント・ウィン・デイビス〈サイモン〉 舞台で豊富な経験をもち、映画やテレビで活動中。出演作は『陰謀』(95)、『アメリカン・サイコ2(02・V)など。自ら作曲を手がけたCD“Bar Talk”をリリースするなど活動は幅広い。 ●グレース・リン・カン〈サーシャ〉 カナダのナショナル・アーツ・センターを卒業し、『翼をください』(01)で映画デビューを飾る。現在ヨーク大学のコンサバトリー・シアター・パフォーマンス・プログラムに在籍中。 ●マシュー・ファーガソン〈マックス〉 トロントのクロード・ワトソン・スクール・フォー・パフォーミング・アーツ卒業後、17歳で舞台デビューを果たし、数々の舞台作品に出演。映画『百合の伝説 シモンとヴァリエ』(96)や『イングリッシュ・ペイシェント』(96)等の演技で好評を博す。最新作はリチャード・クウィートニオスキー監督作品“Owning Mahowney”。 ●ニール・クローン〈ジェリー〉 俳優、コメディアン、声優、作家など、幅広い分野で活躍中。出演作は『狂っちゃいないぜ!』(99)、『URAMI 怨み』(00)、『アメリカン・サイコ2』(02・V)他。最新作はグレゴリー・ハインズ監督作品“Red Sneakers”。 ●バーバラ・ゴードン〈ペイリー夫人〉 舞台、映画、テレビ、ラジオで30年のキャリアを持つベテラン女優。出演作は『戦慄の絆』(88)、『フォーエバー』(92)、『レザレクション』(99)、など。舞台での演技も評価が高い。 ●リンゼイ・コーネル〈ジュリア〉 映画やテレビで活動中。現在はゲイ版『フレンズ』とも言うべきテレビシリーズ“Queer as Folk”に出演中。 ●ブルース・グレイ〈マグワイア大佐〉 舞台、映画、テレビを股にかけて活躍しており、『フォー・ザ・ボーイズ』(91)、『スパイ・ハード』(95)、『アンカーウーマン』(96)、『ピースメーカー』(97)、『スターシップ・トゥルーパーズ』(97)など数々の話題作に出演している。最新作は大ヒットした”My Big Fat Greek Wedding”。
配給会社
クロックワークス

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