夜明けの二人
(C)1968 松竹
日本人がハワイに渡って100年という“ハワイ百年祭“を記念作品。
中野秀夫はふぐ料理「はかた」を継ぐべき青年だが、写真に凝って家業には見向きもしなかった。そしてある日銀座で知り合った日系三世三崎令子が忘れられず、いつの日にかの再会を夢見ていた。それから半年。秀夫は写真の先生冬川に随行して渡米することになった。途中ハワイへ立寄った秀夫たちは歓待を受け、常夏の島の夜を満喫したが、秀夫はパスポートを紛失し、一人残される身となってしまった。そんな秀夫にすっかり同情した村田ひろみは仕事を斡旋し励ました。