ブラッド・ピットも断念した嘘のような偽の殺し屋の実話が遂に映画化『ヒットマン』グレン・パウエルのインタビュー映像が解禁!

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8月29日(木)

カデミー賞5回ノミネート、ゴールデングローブ賞・英国アカデミー賞・ベルリン国際映画祭 銀熊賞それぞれ2回受賞のリチャード・リンクレイター監督の待望の最新作『ヒットマン』より、グレン・パウエルのインタビュー映像が解禁となった。

本作は1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライム・コメディ。企画の発端は、パウエルが「テキサス・マンスリー」誌の記事を読み、モデルとなったゲイリー・ジョンソンの実在した偽の殺し屋という嘘のような本当の話との出会いだった。この記事は20年以上も前の記事で、かつてブラッド・ピットを含む幾人ものプロデューサーがこのネタを映画化しようと試みたが、断念したという。そんな魅力的でありながら、とても難しいテーマであった本作の開発パートナーにパウエルが選んだのが、彼がスターと呼ぶ、リチャード・リンクレイター監督だった。


リンクレイターは、この記事が出た2001年当時の段階ですでに知っており、この数奇な物語に強く惹かれ、映画化を模索しながらも諦めたたくさんの人たちの一人だった。若く才能あふれるパウエルは、全く違う視点を持っていた「最初の脚本を読んだ時、映画をどう作るかが課題だった。中年の危機に瀕した男は、いつもと違う服を着てみたり、いろんなワードローブを試してみたりするのを、ゲイリーは仕事として実践していて、その結果平均的な自分を保っていた。リックと私がやろうとしたのは、もしそのように違う人格や見た目を試しているときに、誰かがその人格に恋をしてしまったら?それと同じように自分自身もその人格が好きになり、それが初めからあなた自身だったと気づいたら?ということだった」というアイディアだった。


さらに、「「テキサス・マンスリー」誌の記事には、彼と実際に危険な状態にあった女性との関係について書かれた文章がありました。元夫に命を狙われていた彼女は、元夫に殺される前に殺し屋を雇おうとしていました。それが事実だとわかって、ゲイリーは巻き込まれ、二人の関係が築かれたのです。私はリックに「ここがストーリーだと思う。ここを深掘りする必要がある」と言ったんです。そこから話を深掘りしていきました」。このパウエルの着眼点がリンクレイターを動かしたという。

『ヒットマン』主演・脚本グレン・パウエルインタビュー映像

また、共同脚本に名を連ねていることについては「以前にも脚本を書いて売ったことはあったけど、製作が決まったのはこれが初めてです。自分のヒーローであり、友人であるリチャード・リンクレイターの隣に自分の名前があるなんて夢のようです」と述べている。このようにして、嘘のような実在した偽の殺し屋の話は、パウエルとリンクレイターという最高のタッグに脚色され、最高のエンターテイメント作品として生まれることができた。本作は、グレンとリンクレイター共著の脚本で早くも来年のオスカー候補と目されている。今後もスター街道まっしぐら、グレン・パウエルから目が離せない!!


9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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