ラトビアの新鋭ギンツ・ジルバロディス監督最新作『Flow』が、第97回アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞した。

制作費350万ユーロ(約5.5億円)、50人以下のスタッフという極めてインディペンデントな体制ながら、ハリウッドのメジャースタジオ作品を抑えオスカーを見事受賞。アニメーション映画史の歴史を変えた、ビッグサプライズ受賞となった。

監督の出身国であるラトビアにおいても、史上初の米アカデミー賞®長編アニメーション賞ノミネート作品にして、受賞作となった。

本作の主人公は一匹の猫。本編では洪水に呑まれつつある世界を舞台に、時には運命に抗い、時には流され漂う一匹の猫の旅路を見つめる、圧巻の映像体験が繰り広げられる。思わず息を呑む85分の旅路に、期待が高まる。
2025年3月14日(金)より
TOHOシネマズ 日比谷他にてロードショー