アカデミー賞🄬女優 ジェシカ・チャステイン主演最新作『あの歌を憶えている』より、ジェシカ・チャステインが本作への出演理由を語るコメントが解禁された。
過去のトラウマから逃れるために、ソールに会うまでは静かで規則正しい生活を黙々と送っていたシングルマザーでソーシャルワーカーのシルヴィアを演じたジェシカ・チャステイン。『女神の見えざる手』(16)での冷徹に仕事を遂行してゆく敏腕ロビイストや、『355』(22)で史上最悪の秘密兵器を奪還するべく、世界中のスパイと手を組み奮闘するCIA最強の女性エージェントなど、数々の主演作で“強い女性”を演じ人気を博してきたジェシカ・チャステインだが、今作ではターゲットというディスカウントストアにて自ら衣裳を選び、最低限のヘアメイクを施し、人間関係に葛藤しながらも何とか前へ進もうともがくシルヴィアへと見事に転身した。
「私はずっと、もっと小規模な作品を作りたい、独自の視点を持ち自由に映画を作れる監督と仕事をしたいと思っていました。チヤホヤされるために映画に出ているのではありません、仕事と創造性のために映画を撮っているのです。この映画にはインディペンデントの映画の精神が詰まっています。なんと美しいことか、と思います。今回私は自分で髪を整えて、シルヴィアの服を買いに行きました。130ドルくらい使って、それを持ち帰って、フィッティングをしました。毎日自分で髪を整えていたのは気分がよかったし、楽しかったです」と本作への出演に並々ならぬ意欲があったことを感じさせるコメントを寄せている。
2/21(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開